■住宅完成保証制度
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工事代金を前払いした後で、住宅会社が倒産して、工事が中断されてしまった・・・・・。
こんな時の為の保証制度です。 なお、本制度への加入は、任意です。
例えば、財団法人 住宅保証機構の場合、保証する内容は2通り。
手戻り工事やリースの再契約費など、工事の引継ぎにより、追加で必要になった、いわゆる
増嵩工事(ぞうこうこうじ)のみを保証するAタイプ。
工事完成部分より 多く支払ってしまった前払い金の 損失も合わせて保証するBタイプ。
以上の2通りのタイプがあります。
■申し込み方法
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まずは、住宅建設会社が、「住宅完成保証制度」を取り扱う保険法人・保険会社・団体への
登録が必要となります。
住宅建設会社さんと話をする最初の段階で、「住宅完成保証制度」に、登録しているのか
どうかの確認を したほうが、無難です。
もし、加入していない場合は、自分たちが、もし契約するとしたら、その保険制度への登録を
してもらえるのかの確認をして下さい。
請負契約締結(工事発注)後、着工する前に、住宅建設会社より、保険法人等に、保証委託
の申請を行います。
保証契約の成立後に保証書の発行・交付を受けてから工事着工となります。
保証期間は、保証書の発行日から、当初予定されていた(請負契約書に記載された)工期の
最終日までとなります。
■保証料
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各保険法人・保険会社・団体によって、違いがありますので、住宅建設会社様へお問い合わせ
下さい。
財団法人 住宅保証機構の場合、Aタイプ¥45.920-・Bタイプ¥51.520-
■保証限度額
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各保険法人・保険会社・団体によって、違いがありますので、住宅建設会社様へお問い合わせ
下さい。
財団法人 住宅保証機構の場合、Aタイプ¥400万円-・Bタイプ¥800万円-
■完成させる為の工事の手続き
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保証をしている保険法人・保険会社・団体から、新たな住宅建設会社のあっせんを受ける事が
出来ます。
もちろん 自分自身で探して、工事を進めても構いません。