フラット35S・長期優良住宅・エコポイントに対応出来る遮熱シート「アプリ」
この度の東北地方太平洋沖地震 により被災された皆様、そして 家族・知人等が被災にあわれた 方々に、心より深くお見舞いを 申し上げます。また、皆様の 安全と一日でも早い復旧を心より お祈り申し上げます。 |
■セルローズファイバーの特性■ |
セルローズファイバー施工現場
天井施工の様子
壁施工の様子
■セルローズファイバーは、冬に着るセーターと同じ理屈
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セルローズファイバーは、冬に着るセーターと同じ理屈なので、私達が、夏 セーターを着ない
ように、冬には効果がありますが、夏は、あらゆる熱を吸収してしまい、その熱を室内に放出
する事で逆効果になる場合があります。
建物は、一年中、セーターを着せられてると考えると、かわいそうな感じです。
■セルローズファイバーの施工は、不安定
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セルローズファイバーは、ほとんどの場合、柱と柱の間にホースで風送し、壁や天井面に、
吹き込みます。
特に壁面では、下側から 徐々に積み重なっていくのですが、どうしても一番上のほうが、
しっかりと充填しにくい状態となります。
含湿性能が、大きい為、その日の天候や湿度によってその施工性能が左右されます。
特に、雨の日や湿度の高い日に施工すると、施工したその日には、ぎっしりと詰まっていた
セルローズファイバーが、天気がよく、湿度の低い日になると、自重と乾燥で下がって
しまい、上側が断熱欠損部分となる事があります。
断熱の基本は、建物の外周を連続して施工すること。 ですが、充填断熱工法の場合、
柱や梁に邪魔されて連続して施工することは、不可能です。
私達が、破れたふとんをかぶっているのと、同じようなものです。
セルローズファイバーを、充填工法で施工すると、外壁面で断熱欠損が必ずあることと、完璧な防湿層を
作ることが、ほぼ不可能なため、、壁内結露の発生を助長する事になることがあります。
原料が紙で、自然素材ということで多く使われています。
日本セルローズファイバー工業会ホームページ
http://www.cellulosefiber.jp/